技術進歩が目覚ましいAIについて。スマホなどで私たちの日常生活にも入り込んでいる。AIは今企業では昇格試験や投資判断などにも取り入れられるようになっている。スマホが投げかける質問に回答する社員。大手外食チェーンは店長の昇格試験にAIによる面接を導入した。回答はAIがリアルタイムで解析。質問への答えが十分でないと判断した場合、すぐに聞き直す。回答をもとにイニシアティブや対人影響力、柔軟性など最大10の指標で点数がつけられ、資質を見極める。面接結果の分析もAIが具体的に書き込む。このAI面接での点数に基づいて最終的に人事担当者が昇格判定を行う。都内の店舗で店長を務める鴨下幸未さん。AI面接を通過し、店長に昇格した。この3年間で400人以上にAI面接を実施。社内では面接官による判断のばらつきがないと評価する声が上がっている。大手外食チェーン人事部・久保智寛チーフマネージャーは「公平に面接の結果を数値するのはたぶん人間にはできない。AI面接じゃないと出せないもの」とコメント。
AIの活用は世界でビジネスを手がける大手総合商社でも。風力発電からコーヒー豆まで多岐にわたる事業の投資判断でAIを試験的に運用している。AIの特徴は過去の失敗を分析すること。過去20年に手がけた事業のうち100件のデータを学習させた。AIが事業の提案書を読み込むと出てきたのは過去に失敗した3つの類似案件。それぞれの事業の失敗要因を提示。投資先の国の事業環境やパートナーとなる企業の契約不履行などがリスクになると指摘した。これに対して担当の役員のコメント。その一方で状況に応じたより深い判断を行うには課題も。
AIの活用は世界でビジネスを手がける大手総合商社でも。風力発電からコーヒー豆まで多岐にわたる事業の投資判断でAIを試験的に運用している。AIの特徴は過去の失敗を分析すること。過去20年に手がけた事業のうち100件のデータを学習させた。AIが事業の提案書を読み込むと出てきたのは過去に失敗した3つの類似案件。それぞれの事業の失敗要因を提示。投資先の国の事業環境やパートナーとなる企業の契約不履行などがリスクになると指摘した。これに対して担当の役員のコメント。その一方で状況に応じたより深い判断を行うには課題も。