ベンチャー企業や大学の研究施設などが集まる千葉県柏市の柏の葉エリアでアジアのスタートアップ企業が集まりビジネスプランを競うコンテストが開かれた。台湾の企業は多忙な医師の業務を効率化するためAIが音声を認識し診療記録などの作成を支援する技術について発表した。国内から参加した企業は、AIを活用して畑の中を自動で走行し農薬散布などができる農機具を開発したことを説明し、審査の結果、この企業が実証実験に向けた支援を受けられる柏の葉賞を受賞した。コンテストを開催したアジア・アントレプレナーシップ・アワード運営委員会・光村圭一郎さんは、日本の社会実装の第1歩目を踏み出してもらい、大きく世界に羽ばたいていくような成長を期待していると話した。