生活のさまざまな場面で活躍するAI技術。訪れたのは千葉工業大学。国のロボット関連プロジェクトにも多数参加し世界で活躍するロボットクリエーター古田貴之博士。最先端のAI技術を駆使し自動操縦ができる乗り物などを製作している。古田博士の技術はすでに私たちの身近な生活でも実用化。現在、発売されているお掃除ロボット「パナソニック ロボット掃除機RULO」。これまで弱みだった段差で止まってしまう場面でもAIで検知して乗り越える機能を開発してきた。そしてAI開発にこだわり続け生みだしたのがカングーロで人をアシストするロボット。機能は持ち主の姿を認識し自動で後ろをついてくる。搭載されたセンサーで得た情報をAIが分析し、周囲の状況を把握。タブレットにはカングーロの位置が表示され持ち主の後を追いながらリアルタイムで地図を作り次の経路を決めている。壁や障害物も認識しながら回避している。指示をすればあとで指定した場所に迎えに来てくれパートナーとしての存在になる。更に変形させることで乗り物に。生活に密着した技術に必要なのが臨機応変な状況判断。実は、そうした人間のような行動ができる最先端のAI技術も開発された。進化したAIは人間が階段を上る時の動きと同じでさまざまな経験の蓄積から反射的に動いている。
自ら学習してどんな場所でも動くAI技術。倒壊した家屋など人が行けない場所の捜索や救援物資の運搬などにも役立てたいと語る。そんな古田博士が開発に没頭するきっかけとなったのが過去のある経験からだった。中学2年生の時脊髄がウイルスに侵される難病に。余命8年、運が良くて一生車椅子生活と宣告された。この時、みじめな気持ちではなくある感情が湧き出してきた。古田貴之博士は「誰もが乗りたくなるような車いすを作りたい、世の中の色んな不自由を不自由じゃなくしたいと思った」とコメント。その後奇跡的に回復した古田博士。研究者の道を突き進み誰もが不自由なく移動ができる乗り物を作ってきた。吉田貴之博士は「色んな企業に技術を提供し日本の社会、産業がよくなるように。技術は皆が使ってくれないと無いのと同じ」とコメントした。
自ら学習してどんな場所でも動くAI技術。倒壊した家屋など人が行けない場所の捜索や救援物資の運搬などにも役立てたいと語る。そんな古田博士が開発に没頭するきっかけとなったのが過去のある経験からだった。中学2年生の時脊髄がウイルスに侵される難病に。余命8年、運が良くて一生車椅子生活と宣告された。この時、みじめな気持ちではなくある感情が湧き出してきた。古田貴之博士は「誰もが乗りたくなるような車いすを作りたい、世の中の色んな不自由を不自由じゃなくしたいと思った」とコメント。その後奇跡的に回復した古田博士。研究者の道を突き進み誰もが不自由なく移動ができる乗り物を作ってきた。吉田貴之博士は「色んな企業に技術を提供し日本の社会、産業がよくなるように。技術は皆が使ってくれないと無いのと同じ」とコメントした。