富士通とエヌビディアの協業について、デロイトトーマツグループ執行役の松江英夫は「富士通に期待されているのはAIの橋渡し役で、演算処理と使い手の顧客網の両方を持っている富士通が橋渡し役として存在感を高めると思われる。作り手の世界は海外勢が圧倒的な強さを持っているが、現場の課題を持っている使い手の強みをいかに生かすかに日本企業の勝ち筋がある。実際にAIがこれから性能を高めていくうえでは、AIに読み込ませるデータの量もさることながら質が問われてくる。そこに日本企業の強みがあり、現場でハードウエアの中に眠っている情報や熟練工のノウハウなど質の高い現場をたくさん持っている。例えば医療分野で電子カルテに含まれた豊富なデータを生かし病院業務特化型のAIエージェントを作り、医療従事者の負担軽減するソリューションを生み出すことができる」などと語った。
