- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 志賀隼哉
オープニング映像が流れた。
池上彰が見たい番組は、ドラマ「事件記者」。1958年から65年まで放送された大ヒット作。当時は生放送だった。宍戸錠演じる闇ドルブローカーが骨董店で、店が仕入れたドルを転売していた。ブローカーに渡した1万ドルは偽札で、詐欺グループは400万円をだまし取った。詐欺グループは、帰ろうとした偽札づくりの職人を銃で撃って殺害した。警視庁記者クラブにいた記者らは、事件を聞きつけ、取材へ。翌朝、東京日報に特ダネが掲載された。その記事を読み、偽札をつかまされたと知ったブローカーは、骨董店を訪ね、金を返すように迫った。池上彰は、番組を振り返り、生放送だったことを後になって知って驚いた、NHKに入った時、子供の頃に「事件記者」を見て記者に憧れたという人が何人かいた、原作者・島田一男の推理小説を読みふけっていた、記者時代、島田一男が警視庁記者クラブに来て、今の警察の捜査について教えてほしいと言われ感激したなどと話した。
ドラマ「事件記者」について、田中は、自分がいた記者クラブでは、ドラマのように他社と和気あいあいではなかった、電話も、クラブ内の黒電話ではなく、外で携帯電話からかけていた、特ダネを目指しているのは同じなどと話した。当時は生放送で、スタジオのセット内を出演者が移動しながらカメラを切り替えて放送していたという。
きょうのテーマは、「経営トップに聞いたことしの日本経済」。おととい、経団連など3つの経済団体の主催による新年の祝賀会が開かれた。8人の経営者に話を聞いたところ、リスクテイクなど変化を恐れずに挑戦しようという前向きな言葉が多く聞かれたという。住友商事の上野社長は、AIと人間力のかけ合わせが新たな企業価値を生んでいくなどと話した。富士通の時田社長は、人の仕事や活動をサポートするAIの使い方がこれからどんどん出てくる、テクノロジー企業として、この分野に注力していきたいなどと話した。キリンホールディングスの磯崎会長は、「AIの普及と人のアニマルスピリッツで好調」をキーワードとし、客観的な判断はAIを使いこなし、人間は主観の部分でアニマルスピリッツを発揮して共生していくべきだなどとした。フィジカルAIは、AIがロボットなどを自律的に制御するのが特徴。ラスベガスで開催されているテクノロジーの見本市では、家事やオフィスの受付を代行する人型ロボットが展示され、注目を集めていた。日本は、工場などで使う産業用ロボットの市場シェアが世界でも高い。樽野は、人手不足が課題となるなか、産業用ロボットでどこまで存在感を発揮できるかがひとつの焦点になるなどと話した。賃上げについて、日本商工会議所の小林会頭は、社会全体で賃上げの流れを定着させていくことが肝要だと述べた。去年の賃上げ率は、大企業で5%台、中小企業で4%台だった。樽野は、ここ数年、賃上げによって人件費が高騰していて、企業の収益を圧迫している、これ以上の賃上げが難しく、「賃上げ疲れ」という言葉も聞かれるようになった、ひとりひとりが景気の回復を実感できる年になるのか、注目していきたいなどと話した。
「あの人に会いたい」から去年6月、86歳で亡くなった俳優・藤村志保さんを紹介する。藤村さんは昭和14年、神奈川県川崎市に生まれた。4歳の時、軍人だった父が戦死。母は洋装店を営みながら3人の子どもたちを育て上げた。中学からは私立の学校に進学し、演劇部に所属。幼い頃から日本舞踊を習い、19歳で名取になった。外国に興味を持った藤村さんはアメリカ留学を決意するが、闘病していた兄が亡くなり行けない状態になった。俳優を志した藤村さんは昭和36年、大映京都撮影所演技研究所に入った。翌年、島崎藤村原作の映画「破戒」で銀幕のスター・市川雷蔵の恋人役でデビュー。その年に映画の新人賞を総なめにした藤村さんはその後も勝新太郎などのスターと数多く共演し、大映の時代劇に欠かせない存在になった。昭和40年には大河ドラマ「太閤記」で秀吉の妻・寧々を演じた。大河ドラマ「太平記」では小道具の地蔵菩薩を自ら用意するなどこだわりも見せた。連続テレビ小説「てるてる家族」では昔気質な祖母を熱演した。舞台「北越誌」では小さな操り人形と共演し息の合った演技を見せた。昭和60年には臓器移植問題を自ら取材した「脳死をこえて」を執筆した。さらに絵本の読み聞かせをするボランティアにも熱心に取り組んだ。藤村さんは「出会いということが大事。新しい自分、気付かなかった面が出てくる楽しさがある。全く新しい血というか、方たちと出会うことで1歩も2歩も前へ進めるとしたら、その出会いはすばらしいし、そういうお仕事がしたい」と話していた。
田中は「取材の関係で藤村さんと親交がある方を知っていて、聞くと凛としているけど柔らかな品格が自然とにじみ出ている感じがすごく出ている」とコメントした。「NHK映像ファイル あの人に会いたい」は土曜の午前5時40分に放送中。今週は茶道裏千家15代家元・千玄室さんを放送する。
「平野レミの早わざレシピ 10周年感謝祭SP」を紹介。注目はレミさんが作る個性的な料理。これまでの放送のびっくりレシピは「おっ立て」シリーズ。平野レミによると、ほとんどの料理はお皿に平面的に置かれているが、立体的に盛り付けるといつもと違う驚きが生まれて楽しい、会話も生まれて食欲も湧く。10周年感謝祭SPは今まで作ったレシピの中から特に反響の大きかったレシピベスト10を生放送で作り、北川景子、三谷幸喜、中山秀征、ハライチ・澤部佑、料理香・食育インストラクター・和田明日香が見届ける。生放送中につくったレシピは268品。平野レミは「料理の題名がつまらないとおもしろくない。題名もふふって笑えるのを考えたり、盛りつけもテーブルがまっ平らだとつまんないから凹凸もあったほうがいいかなとか考えている」と話した。「平野レミの早わざレシピ 10周年感謝祭SP」は12日午前8時15分から生放送。
「インタビューここから」を紹介。2014年にスタートした番組で今年で12年目を迎える。アナウンサー自ら企画して製作するインタビュー番組で、全国のアナウンサーが話を聞いてみたい方を探して、その方の原点の場所で仕事や人生の哲学について聞く。これまで番組で取り上げたのは約150組にのぼる。WBC日本代表前監督・栗山英樹や映画監督・山田洋次、漫画家・藤子不二雄A、音楽家・小室哲哉など様々な分野の第一線で活躍する方々の話を聞いて伝えてきた。今回話を聞いたのはピアニスト・角野隼斗さん。東京大学工学部卒業という異色の経歴を持ち、年始にはSNSで結婚を発表したことも話題になった。「サタデーウオッチ9」のテーマ曲を作曲している。クラシックの伝統的な音楽を独自にアレンジした表現、光を使った視覚的な演出で生み出す世界観が特徴。唯一無二の世界観は海外でも支持を集めている。
去年11月、角野隼斗さんは小澤征爾さん、辻井伸行さんをはじめ世界中の名だたる音楽家たちが名演を繰り広げた音楽の殿堂カーネギーホールでのリサイタルに臨んだ。演奏会を終え、帰国した角野さんに話を聞いた。角野さんは「自分がいままで客席から見てきた巨匠の姿とか聴いてきたレコーディングとかが脳裏に浮かんだ。そうするといやが応でも特別な気持ちにさせられた」と語った。演奏では複数のピアノを駆使し、異なる音色を引き立てるため、自ら弦に物を挟むなどして独特の音を探る。歴史あるホールで自分にしか奏でられない音楽を届けたいと調整を続けた。角野さんは「自分のアイデンティティーを真に見つけるためには、世界的に見てもユニークでなければならないとは思っていた。クラシック音楽という伝統的、歴史が長い音楽の上に自分だからこそできる何か現代性を付け加えるということ、または自分自身が本当に心からわくわくすることをやるということ。それでよりよいチャンスが自分に舞い込んできたらうれしい」と語った。番組ではインタビューだけでなく、独自の音づくりの現場、舞台裏も紹介している。「インタビューここから」は12日午前7時30分から放送。
京都・東山区から中継。京都の「えべっさん」で福を授かっている。京都ゑびす神社宮司・中川久公さんによると、十日ゑびすは1月10日の「えべっさん」のお誕生日をお祝いするお祭り。商売繁盛がメインだが、家庭円満、家内安全のお参りをする人もいる。宝船は福を運んでくる、千両箱は金運、宝来は神世の国からめでたいことを地上にもたらすためのしめ飾り、えびす顔は家庭円満の象徴。鯛には神世の時代、海と山の神様の仲が悪く、「えべっさん」が海と山の神様を仲良くさせて始めた物々交換が商売の始まりとされている。約400年前、京都ゑびす神社の第18代宮司が商売繁盛させていただいたお礼にお酒をお供えにくるよう伝えた。お酒は京都弁で「おささ」と言うため、植物の笹と引っ掛けて笹の形の御札を考案した。七福神めぐりはこの神社から始まっている。
視聴者の投稿「月末から職場復帰する。初めて上司が後輩になる。会社には中途で入ったので元々先輩が年下というのは慣れていたが、ついに上司が入社年次も後輩になる」「小学生までは君、さん呼びだったのに中学に入った途端、急に先輩を付けなくてはいけなくなり、1つ上の部活の先輩が偉そうで絶対負けないぞと思いながら部活をやっていた」を紹介した。
