きょうの東京株式市場日経平均株価は取引時間中の最高値を更新し初の6万円を突破した。大台突破は取引開始直後の午前9時すぎで一部銘柄の買い注文が入り日経平均株価を押し上げた。都内証券会社のコールセンターでは売買注文や今後の株価の見通しを尋ねる問い合わせが相次いだ。イラン情勢をめぐって事態が収束するのか先が見通せない中での6万円の大大突破となった。その後はほぼ全面安の展開で午前終値はきのうの終値と比べ633円安い58952円となった。東京市場では去年からAI市場の拡大への期待が株価を牽引してきたがイラン情勢悪化で雰囲気は一変、原油輸入を中東に頼る日本の株式市場は激しい乱高下に見舞われ先月末には日経平均株価が一時5万円に割り込む寸前まで下落した。最近は戦闘終結に向けた米・イランの動きに投資家が大きく反応、期待が先行する形で株価を押し上げてきたがホルムズ海峡の事実上の封鎖がつづき原油安定供給に対する懸念も払拭されていない。大台は突破したが先行きは楽観できないといった声も聞かれる。
