ここからは気象予報士・手塚さんに解説いただく。東京・渋谷のライブ映像が流れた。10時半の時点で30.8度・湿度65%。予想最高気温は34度。気象庁はきのう東日本・西日本・沖縄・奄美では7月24日頃にかけて気温の高い状態が続くとし、熱中症への警戒を呼びかけている。暑さの一方、西日本・東北・東海を中心に急な雷雨にも注意が必要。ことしは太平洋高気圧がなかなか強まらず、関東甲信では梅雨入りが過去2番目の遅さだった。また、梅雨入りが遅かったことで全国の気温が上がり、6月の気温が平年より1.29度高かった。7日には静岡市で観測史上初の40℃、沖縄・那覇市では13日~15日に観測史上初めて3日連続猛暑日となった。例年は「梅雨明け10日」という言葉通り、梅雨明け後10日間はスッキリ晴れることが多いが、今年は太平洋高気圧が北にあまり上がってこないため、梅雨前線が北に停滞→梅雨がない北海道でもくもり・雨が増える見込み。一方、西日本は夏本番となり気温が上がるが、湿った空気も入るためゲリラ雷雨が起こりやすい。全国の週間天気予報を伝えた。先週発表の1カ月予報を見てみると、7月20~8月後半にかけ「高確率で気温が高い」と予想されている。また、8月中旬以降も残暑が厳しい見込み。柳澤さんは「台風が今年はやたら少ない気がするんですが、台風が発生すると海水が撹拌されて海面水温も下がり沖縄が涼しくなるって聞くんですが、それも影響しているんでしょうか?」と聞くと手塚さんは「おっしゃる通り、今年は海水温が日本の南側が平年より2℃高い状態で、この影響で沖縄や奄美も猛暑日が多くなっています」などと説明した。