カブス・今永昇太はデビューから無傷の4連勝。防御率も0点台と好調を維持している。ここに関してMLB公式データ解析システム「スタットキャスト」のD・アドラーが今永の投球を分析。アドラーは「今永の投球で素晴らしいのは高めストレートだ」とコメント。今永投手の全投球の6割ほど締めるストレートだが、その多くが高めに集中しているという。そのストレートの被打率は.115、その秘密は今永投手のストレートがストライクゾーン高めに水平に近い形で入ってくるからだという。投手の投げたボールは通常自然と落ちるものだが、今永投手のストレートは落ち幅が小さく打者からは浮き上がるように見えるのだという。また178センチとメジャーの投手では比較的小柄な今永投手はリリースポイントも低く、バッターはより浮き上がった印象を受けるのだという。