大谷翔平が出場するオールスターゲームが約1時間後に始まる。日本時間きょう午前3時半すぎ、レッドカーペットにドジャース・大谷翔平と真美子夫人が登場。そこに愛犬・デコピンの姿はなかったが、ジャケットの裏地に大きくデコピンが描かれていた。その後、笑顔で話しながら2人でゆっくりとレッドカーペットを進む。去年のレッドカーペットでは1人グレーのスーツで登場した大谷だったが、今年は茶色いスーツにノーネクタイ、白いスニーカーというラフな服装。真美子夫人は髪をアップにまとめて全身を白で包むファッション。アクセサリーは耳飾り、左腕にはバングルという装い。背中に手を回し撮影に応じる大谷夫妻。スーパースターの登場に盛り上がるギャラリー、その声に応え大谷はサインに応じている。きのうからお祭りムードのオールスターゲーム。大谷翔平とカブス・今永昇太の“ダブルショータイム”も見どころの一つ。球場の裏側で大谷はエンゼルス時代の元同僚・アルバートから抱きつかれ、思わず声をあげた。会見では日本語で答えていた大谷翔平は、「チーム内で一番面白い選手はだれ?」というインタビューも受け、流暢な英語を披露。海外のSNSもすぐに反応。大谷がチーム内で最も面白い選手として話したのはドジャースのサードを守るキケヘルナンデス選手。キケは以前、現地メディアの取材に大谷の生活ぶりを「彼は野球のフィールドの外ではほとんど自由がない。彼は野球場以外での生活がほとんどない。ビートルズの一員になったようなものだ」(デンバーガゼット紙から)と話していた。オールスターゲームに初選出されたカブス・今永昇太も緊張気味にカーペットに登場。黒いジャケットに白いシャツのスタイルで時折ファンに手を振る様子もあった。真美子夫人と共にレッドカーペットを歩いたドジャース・大谷翔平は「1打席1打席、集中しながら自分の持っているものを準備して出せればと思っている」と語った。