インド洋大津波からまもなく20年。インドネシア・アチェ州では避難訓練が行われた。津波警報が発令されたという想定で、200メートルほど離れた津波避難タワーに迅速に移動した。20年前の12月26日、インドネシアのスマトラ島沖で巨大地震が発生。東南アジアからアフリカ東部まで津波が押し寄せ、22万人以上の死者行方不明者が出た。最大で高さ30メートルを超える津波に見舞われたとされるアチェ州。州都の人口は被災前と同じ規模に戻ったが、若い世代にどう記憶を引き継ぐのか。アチェ州で始まったのが、スマートフォンのアプリを使った被災の追体験。カメラをかざすと、現在と被災直後の風景を重ねて見ることができる。東日本大震災の被災地で、直接ヒントを探る人も。インドネシアから留学している女性は8歳のときに大津波で被災し、友人や恩師を失った。研究テーマの1つが、震災遺構。地元、アチェ州にも残ってはいるものの、防災学習の場として生かされていない。東北大学、仙台市の映像。
住所: 宮城県仙台市若林区荒浜字新堀端32-1
URL: http://www2.sendai-c.ed.jp/~arahama/
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