石油情報センターによると、レギュラーガソリンの小売価格は1月20日の時点で1リットルあたり全国平均で185.1円と先週に比べ4.4円値上がりしている。レギュラーの小売価格が185円を上回るのはおととしの9月4日以来。値上がりは、ガソリン価格を抑えるために政府が石油元売り各社に出している補助金が16日から5円程度を縮小されて、それが小売り価格に反映された形。仙台市内のガソリンスタンドでは価格高騰を嘆く声が聞かれた。今後の見通しについて石油情報センターは、“政府はレギュラーの小売価格の全国平均が185円を上回らないよう補助金を出すことにしているため、当面は185円を中心とした小幅な値動きになるとみられる”としている。