日本からウクライナに支援を続ける夫婦がいる。その夫婦がフェスを開催し5万人来場した。代々木公園でウクライナフェスティバルが開催され、ウクライナのアーティストや民族舞踊、コサックダンスが披露され、店舗も約30店舗ある。そのイベントを開催する菊池さん、カテリーナさんは6年前に結婚。 普段は滋賀県彦根市でウクライナ料理店を営んでいる。今回大規模なイベントは初めてで、スタッフが少ないので稼働も多かった。今回イベントを開催した理由は「日本にウクライナの文化をより身近に感じてほしい、ウクライナのサポートいただける体制を早く築きたい。」イベントの様子ではコミュニケーションや挨拶、共通語に苦戦しながらも、ウクライナへの強い思いがあった。滋賀県彦根市に菊池さん夫婦の店がある。ウクライナ名物のボルシチやムレイツィといたウクライナの家庭料理が楽しめる。店内で料理をしているのはカテリーナさんの母、イリーナさん。彼女はハルキウで夫のローマンさんと暮らしていたが、ウクライナの侵攻で逃げてきた。ローマンさんは今でもハルキウに残っている。ローマンさんは「被爆の覚悟はしていても実際に爆撃に直面すると震える。」イリーナさんが日本人とのつながりを持ち、いずれはコミュニティを作りたい。今はキッチンカーやレストランをオープン。イリーナさんが菊池さんに振る舞ったムレンツィが架け橋となった。今回のイベントは戦争から逃げてきた人が多く出店している。特に菊池さん夫婦が出店したムレンツィは500個完売。イベントは大成功し、ウクライナ支援のいいきっかけになった。
住所: 東京都渋谷区代々木神園町2-1