パリ五輪でチームジャパンのオフィシャルウェアを手掛けるアシックスのサステナブルな挑戦に迫った。先月、東京・代官山で行われたワークショップで参加者が熱心に作っているのはパリ五輪パラリンピックで日本選手団に贈られるミサンガ。チームジャパンの選手たちが着用するポディウムジャケットの端材を利用して作っている。史上最もサステナブルな大会を目指している今回の五輪。オフィシャルウェアを手掛けるアシックスはパフォーマンスとサステナビリティの両立をコンセプトに機能性だけでなく環境にも配慮した製品開発に取り組んだという。他にも製品のライフサイクルで発生する温室効果ガスの総量カーボンフットプリントを初めてウェアに表示するなど新たな取り組みも実施している。シックスは人々の心と体を健やかにする人と社会ヘの貢献と将来にわたりスポーツができる地球環境を守る環境への配慮の2つのテーマを柱にサステナビリティを推進。去年9月にはCO2排出量世界最少のスニーカーを発売するなど、先進的な取り組みが国内外で注目されている。リサイクルサービスも完備。