東日本大震災があった13年前、中学3年生だった土田さんは両親の職場が被災して経済的に苦しく不安な毎日を過ごしていた。その後、無償で学習支援の団体の授業に参加し、多くの支援員や同じ境遇の友人に話しかけられ心が楽になったという。能登半島地震で被災している子どもたちに、我慢していることは我慢せずに誰かに伝えてほしい、泣きたいときはまわりの人を気にせずに泣いてほしいと話した。小学4年前生だった武山さんは避難所を転々として家族で生活していた。大人も大変だと思うとが、寝る前にひと言、大丈夫だとと子どもに声をかける、そこでちょっと落ち着いたのだという。l