今日のテーマは「能登半島地震 液状化はなぜ起きた 対策は」。液状化被害が起きる工程をペットボトルに入れた砂で実験してみせた。地盤が液体になり建物を支える力も急速になくなる。液状化する条件は、砂の地盤であること、ゆるく堆積していること、地表近くまで地下水があることが揃っているところへ地震が来ること。内灘町で液状化した箇所は、細長く続いている。液状化しやすい場所の確認は、自治体などが公表する液状化危険度マップを参考にすると良い。対策としては、地下水を下げる、地盤を固めるといった方法がある。費用負担は国が4分1、残り4分3が自治体。しかし、国の補助の実施例はない。ただし、能登半島地震の被災地では実施しやすいよう国が2分の1を補助することにしている。個人でできる対策は、杭を打ち、その上に住宅を建てる方法もあるが、大規模な液状化では十分抑えられないこともある。