激しい雨風の一方で、今日も都心では36℃の猛暑日となった。こうした中、環境省によると、今年も熱中症警戒アラートの発表数が去年の同時期と比べて既に2倍近くに上っていることがわかった。働く現場では“命を守る”変化が起きている。東京都品川区・TOYO TIREでは今夏、熱中症、感染症予防のため、9月末までの在宅勤務を推奨。神奈川・秦野市の農家の桐生さんは通常30分の昼休憩を高齢者が畑で倒れたという話題があることから無理をしないというのを言い聞かせ2時間に延長していた。JAはだのでは半額助成をのべ191人が利用している。1人で農作業をする桐生さんは自分で20~30分おきに休憩をするというルールを作った。埼玉県上尾市・日本宅配システムでは翌日の「暑さ指数」で作業時間帯を決定することにしている。