臨時役員会に集まった自民党幹部たち。自民党は選挙前の247議席から191議席となる惨敗に終わった。役員会のあと、カメラの前に立った小泉進次郎選対委員長は選対委員長を辞任したことを明らかにした。目標だった自民党と公明党で過半数獲得という勝敗ラインを割り込んだが森山幹事長、石破総理大臣は続投の意向。自公が過半数を割り込むのは民主党に政権を明け渡した2009年以来15年ぶり。石破首相は不透明さが指摘される政策活動費の廃止や旧文通費の使途公開などを「党派を超えて実現する」と強調した。公明党は常勝関西といわれた大阪で全敗、石井代表も落選と代表交代も含めた新たな体制作りが避けられない状況。