来年6月開催のサッカーW杯。きのう、アジア最終予選でサッカー日本代表がサウジアラビアと対戦。本大会へ向けた代表メンバー争いが始まる。そのアジア最終予選で7戦無敗と圧倒的な強さをみせ日本史上最速の本大会出場を決めた日本代表だが、残り3試合も決して消化試合ではない。その一つが、W杯代表メンバー入りをかけたサバイバル。前回大会でも、出場権を獲得した試合と本大会メンバーを比べると8人も入れ替わっている。きのうのサウジアラビア戦は、前の試合からスタメンを6人変更。その代わったメンバーの一人、最終予選初スタメンの前田大然(27歳)がシュートを放つが、惜しくもポストに阻まれる。さらに前半19分、前田大然が相手からボールを奪うなど前線で存在感を見せるが、得点を奪えない。そして、前のバーレーン戦でMVPを獲得した久保建英(23歳)もミドルシュートを放つが枠を捉えられず、前半を0対0で終える。日本は後半37分、愛称“イナズマ純也”の伊東純也(32歳)を投入。伊東純也は左足でシュートを放つも、相手キーパーに阻まれてゴールならず。試合は引き分けに終わったが、日本は無敗をキープしてグループ首位が確定した。試合結果は、日本0−0サウジアラビア。試合後、森保一監督は「選手層を厚くするという中で、選手たちはよくトライしてくれた」と語った。