熾烈なパリ五輪争いが続く卓球女子シングルス。上位2人にパリ五輪シングルス代表権が与えられる。早田ひなが1枠目を確実に。最後の1枠をかけて平野と伊藤が34.5ポイント差で争う。2位の平野は全日本選手権で決勝に進出すれば自力で内定。伊藤はベスト8入りが最低条件さらに平野よりも2勝多くあげる必要がある。幼い頃から一緒にプレーし仲の良さが評判だった伊藤と平野。10年前、当時13歳のときに「みうみま」ペアとして女子ダブルスでワールドツアー最年少優勝。優勝賞金が約50万円と聞き驚きの表情をみせていた。仲間でありライバルとしても切磋琢磨してきた2人。ラスト1枠をかけた運命の代表争い。きょうシングルス4回戦から2人は出場。