パリ五輪のシングルスの代表をかけて、卓球の全日本選手権が行なわれた。現在、パリ五輪選考ポイント2位の平野美宇選手と、3位の伊藤美誠選手の対戦となった。残り1枠をかけた戦いだ。自分の人生は自分でコントロールする意識で闘うという平野美宇選手。伊藤美誠選手は平野美宇選手の成績を上回ることが五輪出場の絶対条件。平野美宇選手は準々決勝進出を決めた。伊藤美誠選手は6回戦で敗退した。結果、平野美宇選手の代表入りが確実となった。オリンピックは閉ざされたけど、最後まで戦えたことがよかったと伊藤美誠選手は語った。伊藤美誠選手は団体での代表選出の可能性を残している。シングルスで優勝したいというのを目標にしてきたという。団体戦に選出されても、出場するかどうかは決まっていないと語る。いいとこで終わりたいのでもうちょっと頑張るという。