5年前のきょう、25mプール100杯ほどにおよぶ土砂が伊豆山地区を流れ下り、28人が死亡した。熱海市伊豆山に住む小磯洋子さん。土石流災害で娘の友紀さんを亡くした。民事裁判の法廷で小磯さんは、火葬場で友紀さんの骨のかけらを拾って食べたと今年初めて明かした。発災後明らかになったのが土石流の起点にあった違法な盛り土。崩落の起点にあった盛り土の造成は2007年、天野二三男氏が代表を務める会社が別荘地を造成する目的で申請。盛り土は許可された高さを大幅に超える約50mにまで達した。天野氏によると、警察はこれまでに33回の任意聴取を実施したそう。この中で何度も聞かれたのが、盛り土をしたのは誰なのか?」という点だったそう。天野氏が名指しした盛り土の施工業者が今年、役所とのやり取りはすべて天野氏がやっていたとすべて責任を否定した。盛り土のあった土地は2011年に天野氏から現在の所有者に売却されている。今年証言台に立った現在の土地所有者は、多くの犠牲者がついたことについて、「責任がないとは思っていない。反省しています」などと述べた。熱海市の齊藤栄市長は法的責任については明言を避け、「司法が判断するもの」と見解を示している。
