お笑い芸人、サンドウィッチマンの伊達みきおは2021年に膀胱がんと診断された。NHKの番組「病院ラジオ」でも病気になった人や家族の思いを伝えてきた。4年前、血尿が出たのが異変に気づくきっかけだった。検査の結果、2cmの腫瘍が見つかり手術することになった。膀胱がんの主な自覚症状は痛みを伴わない血尿で、主に中高年以上毎年2万人がかかるという。早期に発見されたことが功を奏し、がんで入院したにも関わらず、特に食事制限もなかったため、5日間の入院で約1キロ太ったと言う。しかし、苦しかったのはむしろ退院後の検査で、激痛が走るほど痛かったと振り返った。そういったときに去年亡くなった小倉智昭さんの言葉が頭に残ったと言う。退院後は病気での経験をお笑いのネタに変え、多くの人に伝えたいと活動していると言う。