「会津みしらず柿」は「身のほどしらず」と言われるほどたくさんの大きな実をを枝につけることなどからその名が付いたとされる会津地方の特産品。県によると、皇室への献上は昭和3年に旧会津藩最後の藩主・松平容保の孫が皇室に嫁いだことをきっかけに始まった。きょうは会津若松市の集会所で事前に選別した315個の柿を県の若手職員6人が一つ一つ布で磨き、和紙などで包んで箱に並べていった。今年は夏の猛暑の影響で収穫量の減少がみられたものの、収穫できた実は申し分のない甘みがあるという。箱詰めした柿はあす皇室に届けられる予定。
