会津若松市の「十日市」は400年以上の歴史があるとされる会津地方最大の初市。毎年1月10日に開催され、10万人以上が訪れるとされている。ことしも市中心部の神明通りや大町通りを中心に正月の縁起物や伝統工芸品などを売る約300の出店が並んだ。街なかでも約40センチの積雪がある中、大勢が訪れた。何事も円滑に回るようにという願いが込められた「風車」、家族の人数より1つ多く神棚に供えると子孫が繁栄するとされる「起き上がり小法師」など、目当てのものを探すなどして初市の賑わいを楽しんでいた。「十日市」は今夜8時ごろまで開かれている。