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「住友商事パワー&モビリティ」 のテレビ露出情報

東京・竹橋にある住友商事パワー&モビリティの東京本社では250名が働いており、最近導入した防災サービスの「火災臨場体験VR」はVRを使った防災教材で、災害が発生したオフィスや街といった5つのシーンがあり、それぞれ約5分で構成されている。地震の発生と火災という基本シナリオを再現したシーンではオフィス空間の一員となったプレイヤーが突然襲う災害の怖さと自分の行動を疑似体験出来る。手に持ったコントローラーの振動によって揺れる感覚をリアルに再現する。ゲームで学べる防災教育ソフトを手掛けた東京・市ヶ谷に本社を置く能美防災は、防災事業を展開する国内大手。関東大震災の翌年1924年に創業され、住宅用火災警報器や商業施設などの防災システムを一貫して提供してきた。
能美防災が今力を注ぐのが、ゲームやアプリなどの開発。火災臨場体験VRは2022年4月にレンタルキットとしてリリースされ、最短2日から6か月まで様々なプランがあり、1か月の値段は18万円。開発に取り組んできた佐々木聰文さんは日本大震災のボランティアに参加した際に、被害を未然に防いでこそ防災と気づき、防災教育システムの制作を発案した。VRもゲームも未知の領域だった為、地震災害からの脱出をテーマにした絶体絶命都市シリーズを開発したグランゼーラに協力を依頼した。蓄積されていた火災の映像や実験データを活用し、火の揺らぎ方などを実験を元に再現。1年で50社以上、3000名以上が体験した。
さらに、企業向けのサービスとして災害時の初動対応をサポートするアプリ「TASKis」を開発。TASKisは火災が発生すると瞬時にスマートフォンに通知を送り、通知を受けるとアプリのマップ機能からどこの探知機が作動しているのか一目で確認出来る。その後、社員一人一人が取るべき行動が表示され、本部などの管理側でも誰がどこでどんな対応したのか一元管理出来るようになっている。

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