富士スピードウェイで開催された、スーパーGT第4戦。佐々木主浩さんは、現在GT300クラスに参戦するチーム「D’station Racing」の総監督を務めている。マリナーズで活躍していた2002年には、フォーミュラニッポンに自らのチームで参戦。現役のころからモータースポーツに深く関わってきた佐々木さんは、2017年からはスーパーGTチームの総監督として再びモータースポーツの世界へ。6月の第3戦では「D’station Racing」がスーパーGT初優勝を達成し、総監督になって初めて頂点をつかんだ。その初勝利から2カ月の間隔を空けて迎えた第4戦、チームは前戦の好調ぶりを失っていなかった。マシンのセットアップタイヤの選択が見事にはまり、予選4番手につける。佐々木総監督が期待を寄せる中、翌日の決勝レースでもチームは力強い走りを見せる。2戦連続の上位フィニッシュを決め、現在年間王座争いで4位につけるチームにとって貴重なポイントを獲得した。