韓国政府はおととい世界遺産佐渡島の金山の追悼式に参加を見送ったが、韓国メディアは日本政府の代表として出席した生稲晃子外務政務官が過去に靖国神社に参拝したことが不参加の理由との見方を伝えていた。一方林官房長官は昨日生稲氏が靖国神社を参拝した事実はないと話した。これに関して共同通信社は昨日夜2022年の終戦の日に生稲氏が参拝したと報じたことについて、本人に確認しないまま記事にしたなどとして「生稲氏は参拝しておらず誤った報道でした」とする記事を配信した。更に日韓外交に影響した可能性があるとしたうえで「生稲議員をはじめ新潟県や佐渡市、追悼式実行委員会などの地元関係者読者の皆様にご迷惑をおかけし深くおわびします」と謝罪した。韓国外務省は共同通信が訂正報道を出したと聞いているとしたうえで、不参加の理由は「追悼の辞の内容などが正解遺産登録時に合意した水準に及ばなかったためだ」と明らかにしている。