西村は港で船が出ない事がわかるとどうなるかと思ったが、これで良かったのではないか、イカの釣り方も教えてもらえたりしたので、あれがなければ連れていなかったのではないか、佐渡の親切さに助けられたと振り返った。帰還すると佐渡島民からのしいかをおすそ分けして貰うなど、温かみに触れる様子が見られた。そして、向かいたかったという佐渡金山へ。佐渡金山は1601年に江戸幕府により開山すると、江戸幕府の重要な財源であり、最大で1年に00kg以上採掘されるとともに、銀は年37.5tを獲得したとされる。金は地球上で発見されてから6000年が経過し、約18万3600tという金が採掘されてきたとされる。現在も年に3000tという規模で採掘が進められているが、このまま金を取り続けると約10年後には金が枯渇すると懸念されている。また、ツタンカーメンの黄金のマスクに使われた金は110kgもの金が使われ、300兆円の価値があると言われている。そして、佐渡金山には当時の様子を再現した人形が設置されていて、曲がりくねった道を進むことが可能となっている。坑道は全ての道をあわせると距離にして400kmとなり、東京と新潟の片道の距離である250kmよりも遥かに長い距離となっている。