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「佐賀県立九州陶磁文化館」 のテレビ露出情報

続いての依頼主は田縁さん。お仕事は陸上自衛官。10年前から桃山・江戸初期の焼き物を収集。依頼品は初期伊万里の多彩釉の皿。伊万里焼は1610年代、肥前国有田で生まれた日本最初の磁器。伊万里の港で各地に運ばれたことから伊万里焼と呼ばれるようになった。当時はまだ技術が未熟だったため酸化コバルトを主成分とする顔料による藍一色の染付だった。これを初期伊万里焼という。文様は中国磁器の染付を手本としている。しかし筆の運びは型にとらわれず奔放で、やがて日本独自の文様を生み出していった。皿の高台は直径に対し3分の1、あるいは4分の1と極めて小さい。使われた釉薬は主に4種。基本は1つの釉薬で仕上げるが技術向上により2つ以上を組み合わせた多彩釉も登場した。多彩釉は重宝されたが非常に手間がかかるため、ほとんど作られなかった。それ故、現存数は少く高値で取引されていて愛好家推薦の的となっている。
住所: 佐賀県西松浦郡有田町戸杓乙3100-1
URL: http://www.pref.saga.lg.jp/web/at-contents/kanko_bunka/k_shisetsu/kyuto.html

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月5日放送 20:54 - 21:54 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団(開運!なんでも鑑定団)
依頼人は、東京・目黒区の関戸さん。株式投資で儲けたお金で、美術品を収集してきた。今回のお宝は、柿右衛門様式の皿。酒井田柿右衛門の窯が中心となって、海外への輸出向けに制作された柿右衛門様式。ヨーロッパでは、中国製の磁器を珍重していたが、明王朝の崩壊で磁器の輸入が困難となり、オランダ東インド会社は、日本の伊万里焼に目をつけた。柿右衛門様式の磁器は、薄くて軽い。皿[…続きを読む]

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