ロイター通信や新華社通信によると、アメリカと中国の貿易協議がスペイン・マドリードで開始したと伝えた。アメリカと中国は互いに追加関税を引き下げた上で、一部の関税を11月まで停止して貿易協議を進めている。今回の協議にはアメリカのベッセント財務長官、中国の何立峰副首相が参加している。ロイター通信は、アメリカ政府当局者の話として、関税措置、経済に加え、中国系動画共有アプリ「TikTok」の問題について議論が集中したと伝えている。アメリカ側は17日期限にTikTokのアメリカ事業売却を求めている。中国側に対応を迫ったものとみられる。協議は15日も継続。
