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「作山巧教授」 のテレビ露出情報

コメ価格高騰で注目されている輸入米の実情を解説する。店頭に並ぶ輸入米は「ジャボニカ種」がほとんどだとみられる。1993年の“平成の米騒動”時は輸入米は味が悪いという評価があったが、今は品種改良が進んで味は国産米と遜色ないという。国産の価格高騰を受けて大手スーパーや商社も輸入米を積極的に取り扱っている。しかし、海外産の安いコメの供給が増え生産者に影響するのを避けるため、民間企業が輸入するときには高い関税をかけるなど、コメの輸入は政府が厳しく管理している。
こうした仕組みの背景には、貿易自由化と農業の保護との間で微妙な折り合いをつけてきた歴史たがある。コメを保護するため日本は長い間輸入量を制限していたが、GATT・ウルグアイ・ラウンド農業交渉で状況が代わり、1993年に政府はコメの部分開放を決断。国会では主食の輸入自由化に反対することが決議され、折衷案として国が一定量を多めに輸入する代わりにその枠を超えて輸入できない仕組みを導入することで各国の理解を得た。政府は今も同じ立場を堅持している。しかし、アメリカからは問題視されている。
日本が考えるべきことについて。まずは輸入米の運用の工夫。貿易制度に詳しい専門家は「制度の趣旨が違うので別々に運用されているが、在庫しているミニマムアクセス米は備蓄米としても活用したほうが無駄がない」と指摘している。さらに、農業保護のあり方について理解を深めることも重要。そして何より今のコメ市場の混乱で大きく低下した農政への信頼を取り戻さなければならない。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月2日放送 14:50 - 15:00 NHK総合
時論公論(時論公論)
コメ価格高騰で注目されている輸入米の実情を解説する。店頭に並ぶ輸入米は「ジャボニカ種」がほとんどだとみられる。1993年の“平成の米騒動”時は輸入米は味が悪いという評価があったが、今は品種改良が進んで味は国産米と遜色ないという。国産の価格高騰を受けて大手スーパーや商社も輸入米を積極的に取り扱っている。しかし、海外産の安いコメの供給が増え生産者に影響するのを避[…続きを読む]

2025年4月15日放送 8:14 - 9:50 フジテレビ
サン!シャイン(ニュース)
キヤノングローバル戦略研究所山下研究主幹が解説、元日本代表で福井県でコメ農家を営む中垣内祐一さんを紹介した。「トランプ関税でコメ価格に変動は?」きのうの衆議院予算委員会で関税措置をめぐる集中審議が行われ石破総理はアメリカ側との交渉は「これ以上ないほど精緻に分析し臨みたい」とし7日の日米首脳電話会談では「コメは700%の関税ではないか」とかなり強く言っていたと[…続きを読む]

2025年4月10日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル(ニュース)
日本への相互関税を巡り、米通商代表部・グリア代表は「日本の農産物市場へのアクセスをもっと充実させたい」と言及し、市場開放を要求している。2019年の第1次トランプ政権でも農業分野などの交渉を担当していたことで知られる。また、ホワイトハウスのレビット報道官は日本はコメに700%の関税をかけていると批判していた。日本はコメの輸入を原則認めておらず、1995年に一[…続きを読む]

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