コメ高騰対策を指揮する小泉農林水産大臣がスタジオに生出演。コメの全国平均価格は全体で現在5キロあたり4176円で、小泉大臣は「銘柄米は上がっているものの全体の価格は90週ぶりに3週連続下落していて、銘柄米についても一部コンビニなどで値下げをすると表明してくれているので良い兆候だと思う」など話した。またJAが概算金を引き上げる動きを見せる中で新米の価格が高止まりしてしまうことについての懸念について小泉大臣は「新米の価格が上がってその分農家さんの手取りが増えればよいが、複雑流通構造によって難しい面もあるので農水省としては農家さんの手取りを上げながら農水省としては卸の在庫を報告させる対象を拡大するなどして流通構造改革を進めていきたい」、「今後はAIや気象データを活用してコメの収穫量調査の精度を向上させ、正確な実態把握を実現させて現場とのズレを解消して市場が混乱しないようにしたい」など話した。現場の農家から寄せられた「不作の時の保証を考えてほしい」「JA以外の新たな販売先を見つけないとやっていけいない」、「現状は生産するだけで赤字で、高騰することでようやく維持できている」などの不安の声について小泉大臣は「JAには田植えの前にコメの買取価格を示すような方向にしてほしくて、作る前に買取価格が分からないと農家も不安になってしまうのは必然」、「コンバインの価格も高すぎる面もあるので、農家の人の負担が大きくならないようにリースサービスの充実などをJAには求めていきたい」、「JA以外にも民間企業が柔軟な働き方を実現させているので、民間企業にはもっと参入してもらいたい」など話した。