1998年岡山県倉敷市で生まれた塩津心さんはくっきり二重まぶたのかわいらしい少女だったがくっきり二重あごの肉肉しい少女に成長した。心さんは芸能事務所に所属するキッズモデルで地元イベントやローカルテレビに出演していた。将来の夢は女優だった。この頃、成長期かとってもお腹が空いていたが母はヨガ講師をしていて超スリムだったため間食は許されなかった。そこで演技力で父親からお菓子を貰い、お好み焼き店をやっていた孫大好きおばあちゃんにお好み焼きを食べさせてもらっていた。隠れて食べる習慣が身につくと脂肪も身についた。女優スキルとおデブスキルが身につき小学6年で61kg、中学で78kg、高校で85kgになった。おばあちゃん家に居候が炸裂し朝は菓子パン3つ、おにぎり6個、学校に着いてから今から朝ごはん偽装、昼はお弁当と購買で買ったお弁当とデザート、夜はお好み焼きと白飯、夜食はカップ麺と残り汁でオリジナルメニューを作って食べていた。こうして高校2年で大台の100kgになった。体が十分に満たされた頃、オシャレに目覚めた。
渡辺直美にハマった心さんは渡辺直美が手掛けるブランド一筋。彼女のようになりたいと強く憧れるようになった。彼女がハワイで過ごしてる写真を見て聖地巡礼のためハワイ留学を思いついた。不純な理由を見透かされ取り合ってもらえず娘に甘々だった父親も留学はさすがに許してくれなかった。粘り強い心さんは粘りに粘った。あまりのしつこさに父が「体重が今の半分になったら留学させてやる」というと早速運動を開始。1日30分毎日欠かさずジョギングし祖母がダイエットスポンサーになりささみと野菜スープでヘルシーになった。父は娘がなんとか痩せないように誘惑しだした。それでも渡辺直美と同じ地に立つため誘惑に負けずに頑張った。