マンガの主人公・くーちゃんと、作者で母親の平田京子さん。岡山県倉敷市に、2人で暮らしている。くーちゃんは現在20歳。幼いときから、重度の知的障害がある。コミュニケーションをとるときは、手や体の動きで伝える。平田さんは、大手マンガ雑誌に掲載されるなど、30年以上活躍してきたプロの漫画家。くーちゃんのマンガは、5年ほど前から描いていて、週に1度、SNS上に無料で公開している。くーちゃんが幼いころ、発達に不安があったという平田さんは、辛くて苦しいけど頑張って生きてますという作品ではなく、楽しく普通に生きられるようなものが見たかったという。くーちゃんとの生活の楽しさを伝えようと、マンガでは、何気ない日常を題材にしている。これまで300近い作品で、くーちゃんとの日常を描いてきた平田さん。ことし2月、マンガを休載していた。その頃、くーちゃんは何をするにも嫌がり、平田さんは反抗期がきたと感じたという。休載明けのマンガには、くーちゃんと向き合っていくという決意が描かれ、反響が集まった。平田さんは、どんなところにいても、どんな生活をしていても、希望もあるし、幸せになれる、そういうことを伝えていきたいなどと話した。マンガには、くーちゃんの成長も描かれていて、平田さんは、くーちゃんが優しい人に育っていることも知ってもらいたいという。くーちゃんのマンガは、インスタグラムやXなどのSNSで読むことができる。
