ゲストの楽天証券経済研究所(客員)・田中泰輔氏、ふくおかフィナンシャルグループ・佐々木融氏を紹介。アメリカの11月個人消費支出物価指数は、プラスだったが市場予想は下回ったことで、マーケットも一段落。佐々木氏は、予想は下回ったが、結果を小数点第2位まで見るとFRB(連邦準備制度理事会)が利下げを開始した9月以降、10月、11月と上昇率は高くなってきている。今回のコアPCE前年比は高止まっている状況。FOMC(連邦公開市場委員会)の予想中央値が2.5まで上方修正されている。過去4回の利下げ局面で到達したことのないところぐらいまでしか下がらない予想。インフレ率が高止まりしている状況は続いていて、来年に向け利下げ期待がさらに後退する可能性は高いのではなどと解説した。