きょうから今の健康保険証の新規発行が停止され、マイナンバーカードと健康保険証が一体化したマイナ保険証が基本となる。厚労省はマイナ保険証のメリットについて、過去の薬の情報を医療機関と共有できる、国学療養費の限度額を超える支払いが手続きなしに免除されることなどをあげている。また来年度から電子カルテの情報を医療機関同士で共有する仕組みを始める方針。今の健康保険証は有効期限が残っていれば最長で1年間使用可能。マイナンバーカードを持たない人には保険証の代わりとなる「資格確認書」が配布され、医療機関で使用可能。マイナ保険証の利用率は今年10月時点で15.67%。