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「倣梁楷黄初平図」 のテレビ露出情報

雪舟等楊は画聖と称えられた室町時代後期の画僧。1420年、備中国赤浜の生まれ。若くして京に上り、周文のもとで禅と絵の修業に励んだ。しかし、型にはまることを嫌った雪舟は才能を発揮するには至らなかった。30代半ば、大内氏に招かれ周防国で山水画や仏画を描いた。48歳の時に遣明使節の一員として明に渡り、最新の絵画に接していく。自信を深めて帰国した雪舟は50歳を過ぎていたが、ここから本領を発揮し個性的で独創的な傑作を生み出していった。
依頼品は雪舟の三幅対。中央に鍾馗の威厳、左右に2羽の雁が向かい合うように配されている。いずれも素早い筆致で描かれている。さらに、江戸時代前期の絵師・狩野常信による外題と幕末の鑑定家・大倉好斎による極もついている。果たして鑑定やいかに?

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