2024年6月18日放送 20:54 - 21:54 テレビ東京

開運!なんでも鑑定団
【室町時代の伝説絵師!<雪舟>作にまさかの衝撃鑑定額】

出演者
福澤朗 今田耕司 菅井友香 さくらまや 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

今回は…

今回は、ベルギーの協会で使われていたステンドグラス、大地主だった先祖が遺した室町時代の超有名絵師の掛軸、出張鑑定は「進撃の巨人」の聖地・大分県日田市。

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ベルギー日田市(大分)進撃の巨人
(開運!なんでも鑑定団)
21歳で豪邸を購入! ゲスト さくらまや

今回のゲストは演歌歌手のさくらまや。茨城・取手市の豪邸は9LDKの庭付きで、21歳の時に自身が購入したのだという。さくらまやは1998年、北海道帯広市生まれ。10歳の時に史上最年少の演歌歌手としてデビュー。その傍らで日本大学法学部政治経済学科で勉学に励み、今春からは大学院に進学。現在は家族・愛犬と暮らしている。スタジオには市長や茨城県取手市役所の皆さんがかけつけた。

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取手市役所藤代庁舎取手市(茨城)大漁まつり帯広市(北海道)日本大学
ゲスト さくらまや 三代 徳田八十吉の焼物

さくらまやの依頼品は三代 徳田八十吉の焼物。骨董品店からのプレゼントだという。本人評価額は10万円、鑑定結果は100万円だった。三代 徳田八十吉の作品に間違いなく、八十吉を襲名する前の珍しいもので、現代美術展に出展し石川県知事賞を受賞した作品だという。

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サロンのためのマスA徳田八十吉
カフェの開店資金の足しにしたい!大きくて美しいお宝とは?

続いての依頼人は長崎・諫早市の喫茶店「ボン・シィック」でお茶を楽しんでいる橋本さん。建築業に携わってきた橋本さんの夢はアートカフェを開くことで、展示するものは20年程前から集めてきたという。橋本さんの依頼品はカフェの目玉にしようと18年前に入手したもの。橋本さんはこれを開店資金の足しにしたいという。

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ボン・シィック諫早市(長崎)
カフェの開店資金の足しにしたい!ステンドグラス2点

依頼人の橋本さんがスタジオに登場。依頼品はステンドグラス2点。ベルギーの古い教会のもので、20年程前に行きつけの骨董屋さんで1枚60万円で購入したという。

荘厳なる輝き ステンドグラス

フランスのサント・シャペルには高さ15mの壁面すべてにステンドグラスがはめ込まれている。描かれているのは様々な聖書の場面。ステンドグラスは着色ガラスの小片を鉛の桟で結合し絵や模様を表現したもので、宗教画と同じく文字が読めない人にもキリスト教を布教することが役割だった。現存最古のステンドグラスはドイツの修道院で出土されたキリストの頭部の破片で9世紀頃の作と考えられている。12世紀にヨーロッパ各地でゴシック様式の建築が流行し、教会の天井が高くなるとそれに伴ってステンドグラスもより大きな物が作られるようになった。フランス・シャルトル大聖堂のステンドグラスはこの時代の最高傑作。16世紀になると新しい顔料が登場し色彩が飛躍的に増え油絵のような表現も可能になったが、透明度が下がり17世紀~18世紀にかけてステンドグラスは冬の時代を迎える。優れたものが再び作られるようになったのは19世紀に入りゴシック建築の復古運動が起きたことによる。さらに、アール・ヌーヴォーが流行し新たな素材を用いた斬新な作品が登場すると、ステンドグラスは公共建物や個人の住宅にも広く普及した。

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イエス・キリストサント・シャペルシャルトル大聖堂ドイツフランスロルシュ修道院

依頼品はかつて教会の窓に用いられていたというステンドグラス2点。いずれも大きさは縦2m7cm、横67cm。色ガラスにグリザイユで輪郭線を描き、花や植物が表現されている。伝統的な技法が用いられていることからするとかなり古いものと思われる。果たして鑑定やいかに?

カフェの開店資金の足しにしたい!ステンドグラス2点

橋本さんの依頼品・ステンドグラス2点。本人評価額は200万円、鑑定結果は280万円だった。ベルギーのステンドグラスに間違いなく、1950年以降の作品だという。

出張!なんでも鑑定団
in 大分県 日田市

今回の舞台は大分県日田市。江戸幕府の直轄地・天領であったことから栄え、風情ある街並みが残されている。近年は人気漫画「進撃の巨人」の聖地として大人気。作者・諫山創が日田出身で世界中のファンが訪れているという。

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パトリア日田大山ダム日田市(大分)諫山創講談社豆田町(大分)進撃の巨人進撃の巨人 in HITA ミュージアム
網田焼の香炉

依頼人は「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」で最近働き始めた東堂さん。依頼品は網田焼の香炉。30年程前に父が骨董店で30万円で買ったもの。網田焼は江戸時代後期、熊本藩の御用窯として栄えたが昭和初期にはなくなってしまった。父は「幻の焼物」と信じているが家族は信じていないという。本人評価額は30万円、鑑定結果は50万円だった。確かに網田焼で、網田焼を今に伝える貴重な品だということだった。

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日田市(大分)進撃の巨人 in HITA ミュージアム
サンダーバードのフィギュア

続いての依頼者はソフトバンクホークスの大ファンである江藤さん。依頼品はサンダーバードのフィギュア。数年前に父が3万円ほどでネットオークションで手に入れたもの。裏にはシリアルナンバーが入っており、貴重なものではないかと期待しているという。本人評価額は10万円、鑑定結果は3万円だった。コレクターズアイテムとして作られたもので残っているものだという。

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サンダーバードスコット・トレーシーロバートハロップ日田市(大分)福岡ソフトバンクホークス
西郷隆盛の書

続いての依頼者は大河ドラマが大好きな矢幡さん。依頼品は西郷隆盛の書。70年程前、夫のおばが東京の大金持ちの家で住み込みの看護師をしていた際、その家のご主人からもらったものだという。本人評価額は30万円、鑑定結果は3000円。パルプ紙に印刷されたものだということだった。

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桃山時代の志野茶碗

続いての依頼者は鑑定団の大ファンだという本川さん。依頼品は桃山時代の志野茶碗。5年前に知人から茶人だった先祖が遺した茶道具を処分したい人がいると紹介されて25万円で購入したもの。本人評価額は100万円、鑑定結果は?

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志野茶碗銘卯花墻

本川さんの依頼品・桃山時代の志野茶碗。本人評価額は100万円だが、鑑定結果は1000円。偽物だった。

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志野茶碗銘卯花墻日田市(大分)
キューピー人形

続いては大分・中津市の耶馬渓で食事処「ほのぼの茶屋」を営んでいる窪田さん。依頼品はキューピー人形。夫が営む酒の販売店に昔からあったものだという。本人評価額は5万円、鑑定結果は1万円だった。

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(開運!なんでも鑑定団)
大地主だった先祖が遺した 室町時代のすごい絵師の掛軸!

次の依頼人は岐阜・海津市に住む藤岡さん。ご先祖は江戸時代にこの地を治めた高須藩の武士で50町の土地を持つ地主だったという。母屋の向井には2つの蔵があり、かつては多くの掛軸がしまってあったが今は別の場所で保管しているそう。依頼品は室町時代のすごい絵師の掛軸。明治維新の頃に親戚の佐野家から頂いたものだという。

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佐野紹益揖斐川本阿弥光悦海津市(岐阜)長良川
大地主だった先祖が遺した 雪舟の三幅対

依頼人の藤岡さんがスタジオに登場。依頼品は雪舟の三幅対。江戸時代の鑑定書もついている。

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雪舟
画聖 雪舟

雪舟等楊は画聖と称えられた室町時代後期の画僧。1420年、備中国赤浜の生まれ。若くして京に上り、周文のもとで禅と絵の修業に励んだ。しかし、型にはまることを嫌った雪舟は才能を発揮するには至らなかった。30代半ば、大内氏に招かれ周防国で山水画や仏画を描いた。48歳の時に遣明使節の一員として明に渡り、最新の絵画に接していく。自信を深めて帰国した雪舟は50歳を過ぎていたが、ここから本領を発揮し個性的で独創的な傑作を生み出していった。

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京都国立博物館倣梁楷黄初平図周文四季山水図屏風天橋立天橋立図山水図山水長巻慧可断臂図斉年寺李在東京国立博物館梁楷毛利博物館秋冬山水図雪舟雲谷庵跡

依頼品は雪舟の三幅対。中央に鍾馗の威厳、左右に2羽の雁が向かい合うように配されている。いずれも素早い筆致で描かれている。さらに、江戸時代前期の絵師・狩野常信による外題と幕末の鑑定家・大倉好斎による極もついている。果たして鑑定やいかに?

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