ウィンターシーズン到来の北海道のスキー場には世界中から集まる観光客。ところが最寄り駅のタクシー乗り場では30分~1時間くらい待ち。こうした中、ニセコエリアに東京と札幌からタクシー11台とドライバー25人を派遣する取り組みが始まった。ドライバー不足の深刻化。来年4月からの時間外労働の上限厳格化「2024年問題」でさらなるドライバーの不足も予想される。この状況を打開する方策として検討されているのがライドシェア。一般のドライバーが自家用車を使い、有料で乗客を送迎するサービス。きのう行われた会議でライドシェアの限定的解禁が決定した。来年4月から安全性確保のためタクシー会社が運行管理を行い事故発生時には責任を負う。タクシー不足地域や時間帯に限定、利用する際は配車アプリを使用、運賃は通常のタクシーと同じ金額。