農林水産省によると3月に放出された政府備蓄米のうち、4月13日までの4週間で小売業者に渡ったのは全体の1.4%であることがわかった。備蓄米の行き渡るスピードが遅い理由について、農水省は「備蓄米は落札業者に売り渡し先の事業者名や販売量まで、報告を義務づけていることもあり、通常取引とは分けて売られていることが影響している」と説明している。また3月の新米販売価格はスーパーなどの小売業者向けでは去年同月と比べて1.8倍、中食・外食事業者向けでは1.7倍となった。
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