きのう小泉農水大臣は21年産の備蓄米「古古古米」と20年産「古古古古米」の約20万トンを追加放出すると発表した。きょうから購入申請が始まるのは21年産「古古古米」で、これまで買い手がつかなかった分も加えた約12万トン分の受付が10時から始まった。大手や中小の小売業者、コメの販売店などが対象だが、イトーヨーカ堂やアイリスオーヤマなどは購入済み備蓄米の精米が間に合っていないことなどからきょうの申請は見送るという。また、楽天などのIT企業やコンビニ各社も様子見の姿勢で、追加の20万トンがすべて市場に放出されるかは不透明。