連休明けのきょう、東京株式市場では自動車などの輸出関連銘柄に買い注文が入り、日経平均株価が取引時間中の史上最高値を更新する場面も。終値も史上最高値を更新。兜町では「トランプ大統領の発言で上がったり下がったり不安なところはあるが、このまま落ち着いてくれたら」などの意見が。株価上昇の背景には関税措置をめぐる動きが。先週アメリカ側から大統領令を適時修正と説明があり「先の合意内容が反映される」という見方が広がり先行きの不透明感が薄らいだ。さらにアメリカが中国の輸入品に対する追加関税の一部の停止期限延長を発表し米中の貿易摩擦への懸念も和らいだ。専門家は「関税の打撃はあるが、国内の値上げなどが業績を支えて株高が起こっている」「日米を中心とした金融政策などが今後の重要な材料になってくる」などと指摘。