ロシア側は2022年の直接協議を中断させたのはウクライナ側だとし、停戦を巡る今回の協議が3年前の協議の再開だという立場を変えていない。プーチン大統領は前回は一定の合意に達していたものの欧米の介入で署名できなかったとする主張を繰り返し、今回の協議を伝える国営ロシアTVもこうした主張を反映している。メディアの多さは協議の行方に影響を与えようとしている外部の勢力がいかに多いかを表している。ただ、今回の協議のキープレイヤーはロシアであり、関心はロシアとウクライナの直接協議に集まっている。今回の協議はイスタンブールで再び行われる紛争解決への試みとなる。
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