酸素で軽量、大容量を実現するリチウム空気電池。研究を続けるNIMSの松田さん。かつて日本がリードしていたEV向けリチウムイオン蓄電池は中国が世界シェア約7割となっている。日本の自動車メーカーが力を入れているのは全固体電池。電池内部を特殊な固体にすることで、急速充電や高出力化が可能になる。このように次世代電池の開発競争が激化している。リチウム空気電池の日本の優位性について、実用的な電池をつくる観点では日本は世界トップで間違いないと松田さんは話す。さらにリチウム空気電池の研究を長く続けると思っており、リチウム空気電池は実は何回かブームが過去にあり、今は流行っていないから研究をやめて全固体電池や他の電池研究にうつっているという。しかし研究をやめると研究の引き継ぎができないという。ブームが来たときの先端にいるのは、ブームじゃないときにやり続けている人だと話す。開発への焦りについて、焦りはないという。みんなと同じ行動してはいけないと話した。研究で大事にしていることについて、リチウム空気電池の研究コミュニティがあるので、広がりを持ちつつ実力を上げることが必要だと話す。
