現役世代の保険料負担を軽減させるために、高額療養費制度の見直しが決まった。高額治療を受けた場合の負担上限額は5つの年収の区分に応じて、月に900円から、年収が多い人では4万円近く、高額な治療を受けた場合に、今より負担が増えることになる。再来年8月からは、年収の区分をさらに細かくしたうえで、2027年までに2段階で上限額が引き上げられる。がん患者とその家族で作る団体からは、懸念の声が上がっている。
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