きょうの特集は「オシエテ！家事を楽にする秘訣」。家事アドバイザー・山崎美津江さんに教えてもらう。山崎さんは「全国友の会」（月刊誌「婦人之友」の読者の会）に入会し、整理収納や掃除など家事の技術を磨き、執筆や講演などで活動。夫と2人暮らしをしている山崎さんの自宅を訪問。玄関に入ってすぐの棚の中は家の管理ステーション。地域情報、家電説明書、工具、防災品、印鑑、伝票など様々なものを集約している。このため家の中で物を探す必要がないという。靴箱はメッシュタイプの収納ケースと写真で収納。靴箱をいちいち開けなくて済み、所持数を把握できるため買いすぎを防止できる。リビングは床に物を置かずに見えるようにすると家具が映え、平らを意識すると広く見える。キッチンの美しさの秘訣はカウンターテーブルの下に配置している収納ケース。一段ごとのラベリングも欠かしていない。入り切らない部分は上の店に設置したカゴに入れ、仕切りは牛乳パックを使用している。収納だけでなく、実用性にもこだわっている。冷蔵庫の中は食材や常備菜を透明容器に移し替えて保存することで、見やすく整理しやすくしている。おやつや朝のジュースにするものなどラベリングをして用途別に分類。ラベリングの目的は物の場所を決めて公共性を高め、一緒に家事をする人と情報を共有することにある。また山崎さんは47年もの間、家庭内予算をつけ続けている。項目ごとに予算を決め、1月・1日単位の使って良い金額を把握することで自然と予算を守れるようになるという。家計簿は昭和52年からつけ続けている。家計簿を毎日コツコツつけることで生活の実態が見えてきて、それを積み重ねることで課題が浮かび上がる。