今年の全国学力テストの結果が公表された。このうち課題となってきた思考力や表現力などが必要な問題の平均正当率は小学校の国語が66.2%、算数が51.6%、中学校の国語が55.8%、数学が30.0%だった。基礎的な知識が求められる問題と比べると、平均正当率はいずれも低く、特に算数と数学で大幅に下回っている。文部科学省は、“記述式の問題の無回答率は減っていて問題に取り組む姿勢は見られる”として、“正答率の向上につながるような授業改善を促していきたい”としている。
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