きのう夕方、学習院大学から皇居に戻る際、笑顔で会釈された愛子さま。大学卒業後、4月1日から日本赤十字社に嘱託職員として勤務されることが内定したとのこと。愛子さまの「少しでも社会貢献することができれば」という希望により決まったもので、公務と日赤の仕事が両立できる嘱託職員としての勤務となった。愛子さまはその日本赤十字社を去年10月、両陛下とともに初めて訪れ、殉職した救護員の慰霊碑に白いユリの花束をたむけられた。災害の救護や医療活動、社会福祉事業などを行う日本赤十字社。歴代皇后が名誉総裁を務め、皇后さまも全国赤十字大会などに出席し、功績のあった個人や団体を讃えられてきた。福祉活動全般に関心があるという愛子さま。去年の大会直前の5月、日本赤十字社から両陛下への説明の場にも初めて同席し、質問しながら熱心に聞かれていたという。そしてきのう愛子さまは「日頃から関心を寄せている日赤の仕事に携われることを嬉しく思うと同時に、身の引き締まる思いがいたします。これからも様々な学びを続け、一社会人としての自覚を持って仕事に励むことで微力ではございますが、少しでも人々や社会のお役に立つことができればと考えております」とお気持ちを寄せられた。愛子さまは4月から日本赤十字社の嘱託職員として週何回か勤務され、仕事の内容などはこれから決まるという。