八戸市地域おこし協力隊員・秋山行雄さんは任期後は東京とふるさと・八戸の多拠点生活を思い描いている。さらに、対面とオンラインと使い分けて様々な都市や地域と関わっていきたいと話している。取材した中川治輝ディレクターは「場所に縛られずコミュニケーションできる手段があるからこそ関わる人も地域も増やしていけるし、年を重ねながら人とのつながりを豊かにできるとても現代的な生き方だと思った」と話した。八戸市は地域おこし協力隊の年齢制限を3年前に撤廃。八戸市農業経営振興センター・佐々木達也さんによると、年齢制限撤廃の理由について協力隊員を1人でも多く確保したいことや、50代・60代がセカンドライフで活発に活動するようになった時代の変化も背景にあるという。八戸市の担当者は「50代・60代は培ってきたスキルや社会経験がどんな場面でも生きている。コミュニケーション力には年の功を感じることが多く、地域にうまくなじんでいる」と話していた。
リゾートバイト專門の派遣会社によると、50歳以上の働き手が10年で約10倍になっている。子育てを終えた人や定年を迎えた人が老後の資金を確保するため、旅行の代わりという理由で参加しているという。地域おこし協力隊もリゾートバイトも必ずしも移住しているわけではない。関係人口とは都市部に住みながら休日に地方で過ごすなど継続的で多様なかたちで地域に関わる人たちのことで、国は今後10年で1000万人に増やすことを掲げている。
			
リゾートバイト專門の派遣会社によると、50歳以上の働き手が10年で約10倍になっている。子育てを終えた人や定年を迎えた人が老後の資金を確保するため、旅行の代わりという理由で参加しているという。地域おこし協力隊もリゾートバイトも必ずしも移住しているわけではない。関係人口とは都市部に住みながら休日に地方で過ごすなど継続的で多様なかたちで地域に関わる人たちのことで、国は今後10年で1000万人に増やすことを掲げている。
