2次被害を避けながらスピードが求められるという難しい救助活動が続いている。元東京消防庁レスキュー隊・元深谷市消防本部消防長・危機管理防災アドバイザー・田中章が解説した。現場から最新情報を伝えた。事故からまもなく80時間が経過する。クレーン車に乗り穴の内部を確認する作業が行われていたが、いまは一時中断している。消防の発表では、穴へのスロープが完成してからまず重機で内部の土砂を排除したあとに救助隊員らが手作業で掘り進めて運転手を捜す計画だという。2時間ほど前には引き上げられた荷台部分がレッカー移動され、作業の妨げとなっていたものが少しずつ撤去されている。運転席部分が土砂とともに下水道管の中を移動している可能性も指摘されている。